12R  優勝戦　　　　

2日間の予選を3連勝で首位通過の大田直弥が準優12Rを2着。11Rを逃げ快勝した前田将太にファイナルの絶好枠が巡ってきた。前回V機（西村拓也）の機力を整え、パワフルなレース足には本人も満足の表情を見せる。ただ佐々木和伸や地元・是澤孝宏もパワーはハイレベル。大田は準優のリベンジを優勝戦で晴らしたいところ。重成一人も気配は軽快タッチだが、金子拓矢は依然として機力の上積みが欲しい状況だ。迎えた優勝戦は2、3コースが中へこみのスリット隊形ながらも前田が1コース先マイ。大田の攻めを抑えてまくり差しを狙う是澤は入り切れず、冷静に展開を捉えた重成が間隙を割って好位に抜け出す。一時は背後まで迫った重成を振り切った前田が先行態勢へ。2着は重成、最内を突いた金子が3着での決着となった。前田は通算50回目、びわこでは7連勝完全Vを達成した昨年2月以来3回目のV。