12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の落合敬一が準優12Rを2着。11Rを押し切って1着の地元・松山将吾にファイナルの1号艇が巡ってきた。手にするのは好素性機の一角45号機。伸びは上位との差を口にするが出足や回り足はパワフルそのものだ。ただ、強敵になるのが落合だ。中間整備でエース級に変貌した57号機を駆って自他ともに認める節イチ級の超抜パワー。このカド攻勢はもちろん警戒が必要だろう。ようやく気配を上げてきた平山智加、快パワーをキープする鶴田勇雄らもV争いに加わる。迎えた優勝戦は松山がインからコンマ04のトップSを決めると、同じくゼロ台に踏み込んだ落合らの攻めを封じて1Mを先マイ。鶴田がまくり差しで迫るが、それを振り切った松山がBSで先行態勢に持ち込む。平山以外の4艇が入り乱れた後続争いは2着が落合、3着が鶴田での決着となった。松山は通算4回目、地元びわこではデビュー初Vだった2018年3月以来、2回目のV。