12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の丸野一樹が準優12Rをイン快勝。地元水面で待望の今年初Vに王手をかけた。軽快な仕上がりに加えてS勘にも自信の表情だけに、最後もライバル勢を完封して逃げ切るのみだ。ただ14年5カ月ぶりの当地優出を決めた飯山泰、エース候補最右翼20号機を駆る島川光男の両者もパワーはトップクラス。秦英悟や大久保信一郎、丹下将らもV争いに加わりたいところだ。迎えた優勝戦はスロー3艇がゼロ台の好Sに対してダッシュ勢がコンマ20台と仕掛け遅れるスリット隊形。島川のまくり、飯山の差しを寄せ付けずにイン先マイの丸野がBSに入った時点で早くも独走態勢に持ち込む。差し浮上の秦も加わった連争いへと焦点は移り、2Mを冷静にさばいた島川が次位を確保。2周1Mで秦を振り切った飯山が3着での決着となった。丸野は昨年の当地お盆戦以来通算23回目、地元びわこでは7回目のV。