12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の作間章が準優12Rを押し切ってファイナルの1号艇。4月の初下ろしから好パワーが続く45号機の底力を完全に引き出し、強力な仕上がりに本人も大満足の表情を見せる。ただ、2号艇の小坂尚哉も出足は明らかに好レベル。当地の一般戦ではこれで4連続優出の竹井貴史、抜群のパワーを武器に9年7カ月ぶりの地元優出を果たした柳橋宏紀もV争いに加わりたいところだ。迎えた優勝戦は内4艇がほぼ横一線のスリット隊形。3コースからツケマイ攻勢に出た竹井が作間に迫るが、作間はその攻めを受け止めながら1Mを先マイするとBSでは後続との差を引き離して先行態勢へ。焦点は竹井や柳橋、小坂での連争いへと移り、2周1Mで竹井が次位を確保。3着争いは小坂に軍配が上がる形となった。作間は通算43回目、びわこでは2016年9月以来3回目となるVを飾った。