12R  優勝戦　　　　

堀之内紀代子が男子を相手に5連勝を含め10戦7勝と、抜群の内容でファイナルの1号艇に構える。チルト1度のセッティングで節イチの伸びを中心に仕上がりはトップ級。最後もイン圧倒して昨年10月戦に続くびわこ連覇を飾るか。伊藤将吉も調整さえ整えば伸びは軽快タッチ。日増しに気配を上げてきた前田翔、地元の中島秀治もパワーには自信顔だけに侮れない。S展示では北中元樹が3コース進入だったが、優勝戦本番は伊藤が中団3コース、162/345と3対3の進入隊形。堀之内はダッシュ勢の攻めを制して先マイも、うねりの影響かオーバーターン。伊藤、前田がまくり差しを狙うが、さらに勢いよく飛び込んできた中島が堀之内を捉えてBSでは並走状態へ。2Mは堀之内、中島、前田が競り合う形となったが、思い切って握った中島が2周HSで先頭に躍り出る。ゴール前まで猛追する堀之内を抑え切った中島が6回目の優出で念願のデビュー初Vを飾った。