12R  優勝戦　　　　

直前の中間整備で超抜機に変貌した57号機を手に予選トップ通過の松田隆司だったが、準優12Rはまさかの4着敗退。11Rを逃げ切った2位・吉永則雄にファイナルの1号艇が巡ってきた。こちらも2連対率34.4％の59号機を数字以上のパワフルな足色に仕上げて大満足の表情だ。堀本和也は出足特化の調整で準優10Rを差し快勝。同じ2号艇で再現を狙う。是澤孝宏は依然として機力不満も地元の意地を見せたいところ。これで3連続優出となった70号機を駆る泉具巳は軽快なパワーを武器にV奪取をめざす。迎えた優勝戦はスロー勢が横並びのスリット隊形。泉が伸び加減もまくり切るまではいかず、吉永がインから先マイへ。吉永はまくり差しに切り替えて迫る泉をBSで振り切り先行態勢に持ち込む。2着は泉、1Mを全速戦で浮上した是澤が3着での決着となった。吉永は通算40回目、びわこでは2014年1月以来9年5カ月ぶり、3回目のVを飾った。