12R  優勝戦　　　　

5日目は強風の影響で1Rから安定板使用＆2周レースで行われ、準優はすべて2連単1-2での決着。優勝戦は予選の上位6人が内から並ぶ形となった。予選首位から絶好枠に構えるのは馬場貴也。新機を完全に仕上げて出足、乗り心地には自信の表情。昨年のMVPが本領の豪快ターンで昨年3月のG2戦以来の地元Vへ突き進むか。ただ、丸野一樹も4日目の本体整備で気配は急上昇。澤田尚也や松山将吾も機力は好レベルだけに侮れない。迎えた優勝戦はきっちりトップSを決めた馬場が、2コースから握って出た丸野を寄せ付けずイン先マイ｡BSに入った時点で早くも先行態勢を築く。上田洋平が大外からのまくり差しで一時は次位浮上も2Mを回って谷川、松山、丸野も加わり次位争いは大混戦。2周1Mを差して後続との差を広げた松山が次位を確保。最後方から怒涛の追い上げを見せた澤田が3着での決着となった。馬場は通算56回目、地元びわこでは16回目のV。