豪華なメンバーが湖面に集結するが、V戦線の中心を務めるのは馬場貴也だ。8月の福岡メモリアルでは4回目のSG制覇。3大会ぶりの地元周年タイトル奪還をめざし、日本最速男が本領の豪快ターンを連発する。もちろん、馬場と並んで〝ゴールデンレーサー〟の称号を保持する菊地孝平、井口佳典、桐生順平、平本真之、篠崎元志、茅原悠紀も有力なV候補。グランプリ覇者の肩書を持つ吉川元浩と中島孝平をはじめ、原田幸哉、今垣光太郎、魚谷智之、片岡雅裕、椎名豊らもSGホルダーの手腕でV争いに加わってくる。地元勢では馬場以外にも史上初の女子SG覇者・遠藤エミ、ともに当タイトルでV歴のある守田俊介と丸野一樹も参戦。ただ、守田はF2とあって厳しい戦いを強いられそうだ。当地特別戦では豊富な実績を残すのが山本隆幸と木下翔太。女子では守屋美穂、F2ながら高田ひかるも男子の強豪を相手に奮戦を狙う。
藤原は当地前回戦だった7月の秩父宮妃記念杯(G2)では初日から6連勝で予選をトップ通過。準優、優勝戦も逃げ切り、圧巻の8連勝パーフェクトVで自身初の特別戦初戴冠を成し遂げた。同月に地元・児島で開催されたオーシャンCではSG初出場。予選突破とはいかなかったが、ステージアップの階段を勢いよく上っている。次はG1タイトルをめざし、再び湖面を大暴れといくか。
※2023/09/10 現在の情報
競走タイトル | ||
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開催期間 | ボート レース場 | 節間成績 |
開設67周年記念GI赤城雷神杯 | ||
2023/09/13~ | 桐 生 | 1 231 411 [4] |
GI第51回高松宮記念特別競走 | ||
2023/09/03~ | 住之江 | 4 4 653 613 |
ボートピア名古屋開設17周年記念競走 | ||
2023/08/24~ | 常 滑 | 351412[3] |
※2023/09/30 現在のデータ