12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の秋元哲が準優12Rを押し切って1着。悲願の特別戦初制覇に王手をかけた。エース級の一角37号機を手にパワーは超抜クラス。最後も渾身のターンで逃げ切るのみだ。ただ甲子園初Vに燃える馬場貴也、丸野一樹の地元コンビも出足は高レベル。同じく大会初Vを狙う関浩哉と坪井康晴、さらにパワーに自信顔の第2回大会覇者・峰竜太も侮れない存在だ。迎えた優勝戦はコンマ11のトップSを決めて全速戦に出た丸野、それを1コースからけん制した秋元がともにオーバーターン。2コースから冷静にブイ際を突いた馬場がBSでは秋元を抑えて2Mを先マイへ。差し逆転を狙う秋元は後続艇に阻まれる形となり、2周HSで馬場、秋元のワンツーが確定的となった。関が猛追する丸野を振り切って3着。馬場は昨年9月のまるがめメモリアル（SG）以来、通算は65回目（SGV5、G1V7、G2は2回目）、地元びわこでは19回目のV。