12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の丸野一樹が準優12Rを押し切って1着。ここまで10戦7勝、オール2連対でファイナルの1号艇に構える。新モーターを完全に仕上げ、その成績どおり出足、回り足はパワフルそのものだ。ただ、2号艇・澤田尚也もハイパワーに自信の口ぶり。馬場貴也、守田俊介はSG覇者の手腕でV争いに加わりたい。木村仁紀、地元初優出を決めた吉川晴人も虎視眈々と浮上を狙う。迎えた優勝戦は6番手Sとなった1コース丸野に対して馬場が攻めて出るが、うねりの影響か艇が跳ねてオーバーターン。先マイ態勢に持ち込んだ丸野がBSでは先行態勢を築いた。4コースから差しを伸ばした守田が次位を確保。BSでは最後方ながら、道中で猛烈な追い上げを見せた馬場が3着での決着となった。丸野は今年2回目、地元びわこでは一昨年6月以来、約2年ぶり8回目のVを飾った。