12R  優勝戦　　　　

荒天の影響で5日目は準優を含め7R以降が中止。予選の得点率上位6人がファイナルの内枠から並ぶ形となった。絶好枠に構えるのは予選首位のゴールデンレーサー・瓜生正義。中間整備機の一角46号機を完全に仕上げ、パワフルなレース足には満足の表情を見せる。竹田辰也は好出足を生かして瓜生にどこまで迫れるか。ともに快パワーを誇る原田秀弥、大平誉史明の大阪勢もV争いに加わりたいところだ。迎えた優勝戦は瓜生がコンマ08のトップSを決めてイン先マイ。差しを狙う竹田、全速戦で迫る原田らライバル勢を寄せ付けず、BSに入った時点で先行態勢に持ち込む。2着は竹田を沈めて交わしてBS浮上した原田、3着はその竹田と内枠勢での決着となった。瓜生は2021年12月の住之江グランプリ以来2年3カ月ぶり、通算では89回目（SGはV11）、びわこでは初となるV。