12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の藤山翔大は準優12Rを逆転勝ちでファイナルの1号艇。準優前の一般戦を2着で2日目からの連勝は6でストップしたものの、本領の快速仕立てには自信たっぷりの表情を見せる。ただ、2号艇の吉川貴仁も軽快な行き足、伸びを中心にトップ級のパワー。地元Vへ気合の木村仁紀をはじめ外崎悟、広瀬聖仁、島川光男らも虎視眈々とV奪取を狙ってくる。迎えた優勝戦はカドからトップSを決めた外崎が攻めて出るが、それを制して藤山がイン先マイへ。まくり差しにチェンジした外崎がBSでは藤山に肉薄も、伸びる藤山が外崎を振り切って2Mを先取り。差し逆転を狙う外崎は及ばず、2周HSでは藤山が先行態勢に持ち込む。2着は外崎、3着は吉川での決着となった。藤山は2022年4月の尼崎以来、通算では10回目、びわこでは初となるV。