12R  優勝戦　　　　

予選首位の赤岩善生が準優を押し切り勝ち。オール3連対&4日目から4連勝でファイナルの1号艇に構える。57号機は2連対率27.7％ながら持ち前の調整手腕で完全にパワーアップ。好出足を中心に本人も満足顔を見せる仕上がりだ。ただ春園功太や後藤翔之らも気配は上々。中間整備機の一角62号機を駆る地元・柘植政浩も侮れないパワーを誇る。迎えた優勝戦は赤岩善生がコンマ05のトップSを決めたが、4カドからゼロ台に踏み込んだ浜野孝志がスリット後にじわりと伸びてツケマイ攻勢へ。2コースの春園からの死角になったこともあり、浜野の攻めがタイミングよくさく裂。浜野は赤岩を沈めるとBSでは一気に先行態勢に持ち込む。赤岩、春園、さらに柘植も加わった激しい後続争いは2着が春園、3着が赤岩での決着となった。浜野は2017年3月の地元津以来6年ぶりとなる通算6回目、びわこでは初となるVを飾った。