12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の宇野弥生が準優12Rをイン完勝。3日目後半から5連勝で5節連続となるファイナル進出を決めた。本人は上積みを求める姿勢は崩さないが、2連対率31.5％の31号機は明らかに数字以上の好仕上がりだ。相手筆頭は中間整備機を手に軽快な気配を誇る日高逸子。小芦るり華も自信のパワーを武器にV奪取を狙ってくる。樋口由加里、前原哉の岡山勢、さらにエース級47号機を手にハイパワーの地元・孫崎百世も虎視眈々と台頭をもくろむ。迎えた優勝戦は宇野がインからコンマ10のトップSも、2コースの日高が後手に回るスリット隊形に。小芦が宇野の内懐を狙ってまくり差しで迫るが、艇がバウンドして失速。BSに入った時点で宇野が先行態勢に持ち込む。差した日高が次位に浮上。2Mで小芦、孫崎を振り切った前原が3着での決着となった。宇野は昨年末の住之江QCシリーズ戦（G3）以来、通算は19回目、びわこでは2回目となるV。