12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の江口晃生が準優12Rを2着。11Rを逃げ切った倉持莉々にファイナル1号艇が巡ってきた。エース級の一角45号機を手にパワーは節イチ級。最後も豪快に逃げて直前のとこなめに続く2場所連続Vといくか。ただ江口の前付けがあるだけに、軽快な気配を誇る伊藤の一撃はいかにも脅威。岡村将也や江口らも展開ひとつでチャンスはありそうだ。迎えた優勝戦は倉持が深い起こしながらもコンマ05のトップS。しかし、3コースからまくり攻勢に出た伊藤をけん制するような形となり、この両者がオーバー気味のターンに。その動きを冷静に捉えた岡村がまくり差しで突き抜けて一気に先行態勢に持ち込む。大外から間隙を突いた木村仁紀、最内を差した黒澤めぐみがBSで浮上し、2Mを先取りした黒澤が2着、木村が3着での決着となった。岡村は昨年7月の大村以来、通算2回目のV。